流れさえ読めれば

競輪が給料入ってからの3日間

無双状態で＋25万。

それをバイナリーと競艇で食い潰している。

この足を引っ張るギャンブル達も、ちゃんと勝ち逃げ出来ていれば大幅プラス収支だったのだが、やはり止まらない。

平常時にいくら勝ち逃げラインを決めたとて、熱くなってしまえば

さぁ！

毎月恒例の「消えます」宣言。

これで最後。

これで最後。

気づけば、返済した金から利息を抜いた分を再び借り入れ、今月もまた限度額MAXの借金に…

止まらない。

止まらない。

だが

それがいい！！

来たぜ

ぬるりと

バイオリズム上昇

これで給料日のふりだしに戻ったか？

今、しっかり計算してみた所

＋４万

これがあるからギャンブルは辞められないのだ。

この周期に入ると面白いほど何を買っても的中する。

逆に下降中は1倍台の博打の駒ですら外す。

この流れさえ読めれば、ギャンブルで勝つことさえ決して夢物語ではない。

そして何より

俺が意識しなくてはならないことは

勝ち逃げするタイミング

そして

負け額を設定する

いや、ちょと待て！！

151超えろ！！

あと0.数pips！！！

いけ！！！！

いけよ！！！！！！

が・・・・・

駄目っ・・・・・！

希望が見えた120枚が

泡と消える。

そして

ユロドル1.08010下

170枚も

ビビって売却。

あと2分数十秒持っていれば

もうプラス８万。

ダメだ。

ギャンブルが怖い。

完全に怯えちまっている。

売らなくていいものを売り

売らなきゃいけないものを売れなかった

完全に裏目。

もうこれ以上はダメだ。

この感覚はまずい。

熱い。熱すぎる。

アドレナリンが出て…

この状態になった俺は

青天井で金を失える。

天国への上昇は半端なく大変だが

天国から地獄に落下するのはあっという間。

それはもはや

パラシュートの無いスカイダイビングのようなもので、この状況で助かるには、予備のパラシュートをひらくしかない状況。

予備のパラシュート…

そうだ。

寝ればいいのだ。

今は何も考えず寝る。

それだけで勝ち逃げができ、何ならダイビング前のヘリコプターに戻ることだって可能だ。

頼むからこれ以上スマホを触らないでくれ！！

退場さえしなければ、いくらでも戦える。

俺は、ここで人生を無駄にしてる場合ではない。

まずは小さい一歩で前進