今日も引き続き読書の話。
先日読み始めた読んだら忘れない読書術も半分ほど読み終わり、本題の章へと突入した。
どんな自分に衝撃を与える本であっても、その内容を覚えていなければ時間の無駄になってしまう。
では、忘れないためにはどうしたらいいか?
3つある内の1つを紹介しよう。
人間の脳には毎日膨大な情報が流れ込んでくるが、全てを記憶するとパンクしてしまう。
そのため、そのほとんどの情報は忘れられるようになっており、記憶するのは「重要な情報」のみとなるのだそう。
脳にとって、この「重要な情報」とは2つの基準があり
「何度も利用される情報」と「心が動いた出来事」とされる。
何度も利用される情報とは
中学生が英単語を暗記するように、何度も復習することによって、記憶が定着した状態のことを指す。
忘れない読書をするには、これと同じように読んだ本をメモするといった復習や、ブログの記事にするなどのアウトプットで記憶に残る。
心が動いた出来事とは
喜怒哀楽など激しい情動の変化をともなう出来事。
初めてのデートや楽しかった旅行など、情動の変化がともなう出来事は10年、20年経った今でも覚えているのではないだろうか。
では
「復習」も「アウトプット」もしてないのに、情動がともなう出来事が強烈に記憶されてるのはなぜか?
それは記憶力を増強する脳内物質が大量に分泌されるから。
アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン、エンドルフィン、オキシトシン
これら全て、記憶力が上がることが確認されている脳内物質で、意識的に分泌させることで、本の内容を鮮烈に長期間記憶させようという。
なるほど。
だから俺は、いつまでもギャンブルで勝った記憶が忘れられないのだ。
ギャンブルの興奮で大量に分泌されるドーパミン。
これが記憶する物質と同じとなれば、俺がギャンブルを辞められないのも無理もない。
先週のギャンブルは何やったか覚えてない。
しかし、10年20年前の大勝ちは今でも鮮明に覚えている。
あの時の興奮や快感が、今もギャンブルをやめられない足枷になっているのだ。
いや、そこかい!!
と、色々俺に訴えかけてくるものがあるが
何を隠そう
俺は一度、この本を読んでいる。
それが、今初めて読んだくらい新鮮に感じるので、まったく記憶に残っていないのだ。
なので
こうしてブログにアウトプットしているわけで、これからは読んだ本の記事を書いていくことにした。
人に紹介することができて初めて、自分自身の記憶に残っていると証明になるのだ。
今は、読んだ所を見直して記事にしているけど、これが何も見ずに書けるようになるのを目指す。
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