数日前の夜勤バイト出勤時、
少し早めに最寄り駅に着いたので、夕飯食べてから職場に向かおうと、餃子の王将に寄りました。
いつもは大体、ラーメンに餃子と半チャーハンのセットを頼むが、時間がまだ１７時というのもあって、腹が減ってない。
とりあえず、値段がお手頃な天津飯を注文♪
餃子の王将の天津飯といえば、１０年前に借金がどうにもならかった頃を思い出す。
期間工で働いてた時によく食べた懐かしい味…。
いや〜
めちゃくちゃ久しぶりに食べたけど、やっぱり美味いなぁ〜
あの時は
人から２００万、サラ金に１５０万借りていたが
当時、年収３００万ちょいしか無かった俺は完全に詰んでいた。
そこで知ったのが
製造業の期間従業員
いわゆる期間工ってやつだ。
そこの良いところはなんと言っても
水道光熱費、家賃が無料ってとこだ。
これだけでも年間１００万は浮き、さらに契約期間頑張れば、満了金というボーナスも出る。
その他、皆勤手当や交代手当に食事補助等
散々、怠けた人生を送ってきた人間にとって、頭の下がる手厚い待遇だった。
ここでニ年間
毎日、毎日、重労働に明け暮れて
唯一の楽しみといえば、それこそ週末の休みくらいで
週中の水、木曜くらいにはあと何日頑張ればとカウントダウンしていた。
だが、ようやく休みの日が来ても
身体はヘトヘト
せっかくの休日は寝て終わるのがほとんどだった。
まぁ、遊びに行く金なんか
そもそも無かったんだけどね。
支出を抑える為に、食事も工場の食堂で済ませていたんだけど
その中での、ちょっとした贅沢が
この
餃子の王将の天津飯
だったんだよね。
翌日が休みとか、ちょっとお金に余裕がある時なんかに
社員から貰った自転車を漕いで、よく食べに行ってたなぁ。
今思うとこのニ年間が
今までで一番頑張った時期だったかもしれない。
あれから１０年後の現在、
人から借りる癖こそなくなったが、相変わらずギャンブルの借金生活。
なにやってんだよ
本当、なにやってんだよ…。
あれだけ辛い日々を過ごしたのに、まだ同じ過ちを繰り返してやがる。
悔しい気持ちを駆り立てるが
だからこそ
人生逆転してやるんだ
という気持ちも強くなる。
この気持ちが薄れないよう
しばらく、バイト前の夕飯は天津飯だな♪
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